よくある質問(FAQ)
Claude Code コマンド辞典に寄せられがちな疑問に、Claude Code 公式ドキュメントで確認した挙動に基づいて答えます。
Claude Code とは何ですか?
Claude Code は Anthropic のコーディング用エージェントです。ターミナル(CLI)で使うのが基本形ですが、公式ドキュメントの目次にはデスクトップアプリ、ブラウザ版(Claude Code on the web)、モバイル、Visual Studio Code / JetBrains のIDE拡張、Slack連携も並んでおり、同じClaude Codeを複数の入口から使える構成になっています。単に補完を出すのではなく、ファイルを読み書きし、コマンドを実行し、Gitを操作しながら作業を進める点が、いわゆるコード補完ツールとの違いです。この辞典は、その操作に使うスラッシュコマンド・CLIフラグ・キーボードショートカットを日本語で引けるようにしたものです。(出典: code.claude.com/docs/en/overview・2026-07-31確認)
Claude Code の始め方(インストール方法)を教えてください。
公式が「推奨」としているのはネイティブインストーラです。macOS・Linux・WSL は `curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash`、Windows の PowerShell は `irm https://claude.ai/install.ps1 | iex`、Windows の CMD は `curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd` です(PowerShell で「The token '&&' is not a valid statement separator」と出たらCMD用のコマンドをPowerShellで打っています)。Homebrew や WinGet も選べます。npm を使う場合は `npm install -g @anthropic-ai/claude-code` ですが、v2.1.198 以降の npm パッケージは Node.js 22 以降を要求します(古い Node.js では EBADENGINE の警告が出るものの、実体はNode.jsを使わないネイティブバイナリなのでインストール自体は完了し claude は動きます)。インストール後はプロジェクトのディレクトリで `claude` と打てばセッションが始まります。(出典: code.claude.com/docs/en/setup, /quickstart・2026-07-31確認)
Claude Code の使い方の流れは? 最初に何をすればいいですか?
公式クイックスタートは、①インストール ②アカウントにログイン ③最初のセッションを開始 ④最初の質問をする ⑤最初のコード変更をさせる ⑥Gitと組み合わせて使う ⑦バグ修正や機能追加をさせる ⑧その他の定番ワークフローを試す、という8ステップの順で案内しています。つまり「まず既存のコードについて質問して答え合わせをし、それから小さな変更を任せる」という入り方が公式の想定です。困ったときは `/help` でコマンド一覧を、コンテキストが重くなったら `/compact`、話題を変えるときは `/clear` を使います。個々のコマンドの意味はこの辞典から引けます。(出典: code.claude.com/docs/en/quickstart・2026-07-31確認)
Claude Code の料金はどうなっていますか?
公式ドキュメントの Costs ページには「Claude Code は API のトークン消費量に応じて課金される」と書かれており、Pro・Max・Team・Enterprise といったサブスクリプションプランの価格は claude.com/pricing を見るよう案内されています。したがって「サブスクリプションの枠内で使う」経路と「APIのトークン従量で使う」経路があります。実際にかかる額はモデルの選択・コードベースの大きさ・複数インスタンスや自動化の有無で大きく変わるとされ、企業導入の平均としては1人あたり1稼働日あたり約13ドル、1か月あたり150〜250ドルという数字が公式ページに示されています(これは企業導入時の平均値であり、個人の利用額を保証するものではありません)。自分の消費量は `/usage` コマンドで確認できます。金額は改定されることがあるため、最終的な価格は必ず公式の料金ページをご確認ください。(出典: code.claude.com/docs/en/costs・2026-07-31確認)
Claude Code のできることは? 具体的に何を任せられますか?
できることとして公式の「Common workflows」には、コードベースについての質問、バグ修正、機能追加、Git操作(コミットやPR作成を含む)、テストの実行と修正、リファクタリングといった作業が並びます。補完ではなくエージェントなので、ファイルの読み書き・コマンド実行・Git操作をClaude自身が行い、その一つひとつに承認を挟むかどうかを権限モード(Shift+Tabで切替)で決められます。どこまで自動でやらせるかを手元で調整しながら使うのが基本です。この辞典の「カテゴリ」からは、セッション管理・権限・Git連携などの目的別にコマンドを引けます。(出典: code.claude.com/docs/en/overview, /quickstart・2026-07-31確認)
VS Code で Claude Code を使えますか?
使えます。公式ドキュメントには Visual Studio Code 用の拡張機能のページがあり、JetBrains 系IDE向けの拡張も別ページで用意されています。VS Code 拡張では、エディタから Claude Code を呼び出すショートカット(macOS では Cmd+Esc)が案内されており、ターミナルに切り替えずにその場で作業を渡せます。CLI版とIDE拡張版は同じ Claude Code なので、この辞典のスラッシュコマンドはどちらでも同じように使えます。(出典: code.claude.com/docs/en/vs-code・2026-07-31確認)
/clear と /compact はどう使い分けますか?
/clear は会話履歴を消して空のコンテキストで新しいセッションを始めます。前のセッションは保存され、/resume で呼び戻せます。一方 /compact は履歴を消さずに、これまでの会話を要約してコンテキストの空きを増やします。作業テーマが完全に変わるなら /clear、同じ作業を続けたいが文脈が重くなってきたら /compact、というのが目安です。/compact には「決定事項だけ残して」などの指示も渡せます。
Shift+Tab は何を切り替えるショートカットですか?
Shift+Tab は権限モードを循環切り替えします。既定(モード表示ではManual)・acceptEdits・plan、さらに有効化していれば auto や bypassPermissions を順番に切り替えます。編集を自動承認したいときは acceptEdits、まず計画を立てさせたいときは plan、というように、キー一つで実行スタンスを変えられます。権限モードの詳細は公式のpermission-modesを参照してください。
Esc と Esc Esc(2回押し)の違いは何ですか?
Esc はClaudeの応答やツール呼び出しをターンの途中で中断します(それまでの作業結果は保持されます)。ダイアログ(権限プロンプト等)が開いているときは、Esc はそのダイアログを閉じます。Esc Esc(2回押し)は、入力にテキストがあればドラフトをクリアして履歴に保存し、入力が空のときは巻き戻し(rewind)メニューを開いて、過去の地点までコードや会話を戻せます。
スラッシュコマンドと同梱スキルは何が違いますか?
公式ドキュメントによれば、/help や /compact のような「組み込みコマンド」は固定のロジックを直接実行します。一方 /code-review・/debug・/loop・/verify などの「同梱スキル(bundled skills)」はプロンプトベースで、Claudeに詳しい指示を渡してツールで作業を組み立てさせます。呼び出し方はどちらも / に続けて名前を打つだけで同じです。同梱スキルは settings.json の disableBundledSkills で一括無効化できます(v2.1.205以降 /doctor は例外で残ります)。
入力欄で ! や @ を先頭に打つとどうなりますか?
行頭の ! はシェルモードで、Claudeを介さずにコマンドを直接実行し、その出力を会話に取り込みます(例:! npm test)。既定ではClaudeが出力に自動応答します。この自動応答を止めたい場合は settings.json の respondToBashCommands を false にします。@ はファイルパスの入力補完を起動し、プロンプト内で特定のファイルを指し示せます。行頭の / はコマンド・スキルのメニューを開きます。
claude -p(--print)はどんなときに使いますか?
claude -p は対話モードに入らず、応答を出力して終了する非対話モードです。パイプ入力と組み合わせて、CIやバッチ処理などスクリプトからClaude Codeを使うのに向きます(例:cat error.log | claude -p "原因を要約して")。--output-format で text / json / stream-json を選べるので、結果を機械処理したいときはjsonを指定します。ターン数の暴走を防ぐ --max-turns や、上限金額を決める --max-budget-usd と併用すると安全です。
この辞典のコマンドはどこから採録していますか?創作はありませんか?
すべて Claude Code の公式ドキュメント(code.claude.com/docs 配下)を 2026年7月11日に実際に開いて実在を確認したうえで収録しています。スラッシュコマンドはCommandsページ、CLIコマンド・フラグはCLI referenceページ、ショートカット・入力モード・VimはInteractive modeページ、設定はSettingsページが一次出典で、各項目に出典URLと確認日を付けています。説明文は公式原文の逐語転載ではなく日本語で要約し直したもので、用例も当辞典が作成した例です。コマンド名・フラグ・キー割り当ては改定されることがあるため、最終的な仕様は各出典ページをご確認ください。